ニホンイタチ（日本鼬）

チョウセンイタチと迷うところだが、尻尾の長さからニホンイタチにしてみた。
歩いてたらすぐ目の前に横の川から出てきた。ビックリして固まっていると、向こうは平気な様子でてくてく近づいてきて足元を通り過ぎていった。呆然と見送ったのだが、これは撮らなければと慌ててレンズを交換。少しだけ気にして振り返ってくれたところをなんとか撮る事が出来た。この後しばらく追いかけてみたのだが、彼（大きさから♂だと思う）はまた横の川に入り餌を探している様子。逃げる様子はなく、ゆっくりと川をさかのぼっていたが、草が邪魔で撮れない。仕方ないので少し上流で待っていたらなんと足元に上がってきた。足元でじ～っとこっちを見てくれたのだが近すぎて撮れず(T_T)。彼は何事もなかったかのように再び川に戻り、またさかのぼり始めたが、今度は草のより茂ったところに入ってしまい見失ってしまった。かなり嬉しくてちょっと残念な時間だった。しかしまったく警戒する様子がなかったのには驚いた。おそらく「こいつなら慌てて逃げなくてもいつでも逃げられるぜ」なんて思われたんだろうな。(^^;

食肉目イタチ科イタチ属
ニホンイタチ（Mustela itatsi）
山口県宇部市にて2007年5月撮影